

株式会社フライングガーデンは、関東近郊に57店舗を構えるファミリーレストランチェーンだ。看板メニューの『爆弾ハンバーグ』は、出来立てをお客様の目の前で切り分けるというこだわりの演出で提供しており、美味しさの追及だけでなくホスピタリティ溢れる接客も相まって、地元の人々に長年愛されている。2020年にはお持ち帰り専門店もオープンするなど、時代に合わせた新たな取り組みにも積極的だ。
今回は、営業部 情報システム担当の椎名氏に、『betrendスマートフォンアプリ』の導入経緯と成果についてお話を伺った。
コロナ禍で急増したテイクアウトニーズ、
電話注文の限界を感じオンライン対応を検討
「『爆弾ハンバーグ』は、最先端の衛生管理のもと自社工場で製造され、一つひとつフィルム包装して店舗に直送しています。店舗では自社で定めた資格をもつ”匠”が丁寧に焼き上げています。調理後は300℃に熱した特注の南部鉄器にハンバークをのせてテーブルまでお運びし、ホール担当者がお客様の目の前でハンバーグを切り分けています。」(椎名氏)
安全で美味しい料理の提供だけでなく、お客様に感動してもらえるような工夫が重ねられている。

爆弾ハンバーグ
「テイクアウトサービスはご好評をいただき、年間数十万食のご注文をいただいておりました。しかし、電話注文の場合、口頭のため受注ミスが起きたり、他のお客様のお電話を受付している間に機会損失が生じて困っていました。電話注文に対応する人的コストも課題でした。」(椎名氏)
これらのテイクアウトサービスに関する課題への解決策として、オンライン受注システムの導入を検討することとなった。
アプリ経由のオンライン受注を開始
3ヶ月でテイクアウト売上が4倍に増加
一方、同社が既に導入していたネットショップ構築ASP『MakeShop byGMO』と『betrendスマートフォンアプリ』の連携により使用できるモバイルオーダー機能では、1店舗ごとの導入費用が他社システムと比べ安価で、売上に応じた追加費用も発生しない。大手飲食店での導入実績も評価いただき、採用につながった。受注システム単体での導入ではなく、スマートフォンアプリが入り口として機能する点も重要だったという。

若鶏のうまいうまい焼き
「アプリからのテイクアウト注文は24時間可能なので、店舗の営業時間外のご注文も増えています。電話だけでは受注が難しかったご注文も受け付けることができていると実感しています。」(椎名氏)
また、電話での受注件数が相対的に減少し、電話注文における受注ミスや人的コストの課題も改善し始めている。
アプリの会員ランク制度導入により、
上顧客の”見える化”を実現
プッシュ通知では積極的にキャンペーンや新メニューの情報を配信しており、2022年3月に東京電力管内の“電力需給ひっ迫警報”が発令された際には店舗での対応方法をお知らせするなど、お客様への突発的な連絡手段としても活用されている。
「お客様への情報発信には外部メディアを利用する方法もありますが、即時に発信ができないこともある上、コストがかかります。一方、アプリのプッシュ通知は、発信したい時にスピーディーにコストをかけずに発信できるので重宝しています。」 (椎名氏)
手軽に発信できるプッシュ通知だが、同社では回数や頻度、配信時間などに配慮し、重要なお知らせのみ配信して注目してもらえるよう工夫されている。

目標の2.5倍のスピードで増え続ける
「使いたくなるアプリ」の会員獲得施策
同社が行った主な施策は次の通り。
・テーブルにアプリダウンロードの案内POPを設置
・登録特典としてドリンクバー無料クーポンをプレゼント
・テイクアウトのチラシでアプリ注文を案内
・アプリに関するQ&Aを店舗スタッフに周知

アプリダウンロードの案内POP
また、アプリの来店ポイント獲得用QRコードをレジ横に大きく設置するなど、お客様がアプリの存在を知り、利用したくなる工夫が様々に施されており、これらの一連の施策が会員数増加の成果を生み出している。
社内スタッフの理解促進も心がけ、
より多くのお客様にアプリを利用してもらいたい
「順調に伸びているアプリ会員数を引き続き増やし、アプリ経由のテイクアウト注文の割合を現在の5%から15%まで伸ばすことを目標にしています。そのためには、アプリ活用のメリットを社内スタッフにも伝え続けていくことが大切だと考えています。やりたいときに、やりたいことが、低コストでスピーディに実践できる『betrendスマートフォンアプリ』を今後も活用していきたいと思います。」
テイクアウト注文のデジタル化を契機に、アプリを通じた施策で顧客に喜んでもらえるサービスを増やしていこうとする同社の、真心溢れる姿勢が伝わってくるお話だった。


