ビートレンドのマーケティング全般の責任者をしています。スマートCRMプラットフォーム『betrend』の製品仕様を考えたり、コーポレートサイト・プレスリリース・営業資料・セミナー・展示会などを通じてサービスの良さを伝える仕事です。幅広い分野を担当する上で求められる知識は多岐に渡りますが、他社であれば別々の部署で対応するような仕事も横断的に見ているからこそ、分かることや効率化できる面もあり、貴重な経験ができていると思います。会社が成長していくにつれてメンバーも増え、お互いに出し合うアイデアを「ひとまずやってみよう！」と実行できる環境や風土がとても良いと感じています。

ほぼ新卒でビートレンドに入社した当時のことを振り返ってみると、まだ社内の教育制度もあまり整っていない状況で、割と序盤から自分で考えて行動することが多かったと思います。自ら考えて行動すると、当然大きく失敗することもありますし、結果が出るまでに時間がかかるようなケースでは正しいかどうか不安になることもありました。そんな経験を積み重ねて思うことは、正解は１つではないということです。自分の苦手分野を他人と比べて落ち込むのではなく、自分の得意分野を生かしてどのように会社に貢献できるか、自分なりの正解を追及できるようになってから仕事を楽しめるようになりました。

仕事をする上でいつも考えていることは、“きちんと自分の頭で考えて行動すること”です。どんな仕事でも“なぜこのタイミングでこの作業が必要なのか”、理由から考えて見直すと、実は別のやり方が適していると気付くことがあります。このような思考回路でものごとを進めていくと、様々な気付きがあり、誰かに説明するときにも、自分の言葉で説得力のある説明ができるようになります。この気付きの連続が、仕事への理解と質の向上に大きく影響すると考えています。ビートレンドは、20年以上かけてだいぶ成長したと感じていますが、ここで改めて”きちんと考えて”再構築していくことで、5年後、10年後と更なる成長できるポテンシャルを持っていると思います。

私自身、理系の学部を卒業していながらエンジニアとしての道には進まず、営業として働き始め、その後企画本部に移って働いています。どのポジションにおいても、今までやってきたことが無駄になると思ったことはなく、常に“きちんと自分の頭で考えて行動すること”だけを大切にして取り組んできました。自分はこの分野しかやらないと選択肢を狭めることはせずに、色んなことにチャレンジしてみてください。実際に経験することで、見えてくるものがあると思います。