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導入事例

株式会社アジルカンパニー 様

『betrend』でお客様1人ひとりとの“つながり”を強化
将来性の高いシステムで魅力的なサービスの拡充を目指す

株式会社アジルカンパニー様

株式会社アジルカンパニーは、埼玉県を中心にお好み焼き・もんじゃ焼き専門店の「わいず」を10店舗展開。「お客様に楽しんでいただける飲食の提供」を心がけ、こだわりの食材を使った豊富なメニューが人気だ。リピーターも多く、家族三代での利用など、地域の人々からの支持も厚い。全体的な顧客管理の見直しを進める中、さらなるサービスの充実も図れる『betrend』の顧客管理システムを採用し、『betrend』と連携した運用可能なオプション機能『バリューカード』も導入した。同社の代表取締役・矢内聡郎氏に、『betrend』採用の経緯と導入後の運用実態を伺った。


『betrend』の導入で、よりお客様にご満足いただけるサービスを実現

「わいず」では約10年に渡り、リライトカードを会員証としたポイントサービスをおこなってきた。会計金額100円ごとに1ポイントが付与され、200ポイント貯まると2000円の「お食事券」と交換できるもので、還元率は10%と高く、常連客からの評判も良かったようだ。

「実は入会時のカード発行には100円の手数料をいただくのですが、それにも関わらず、10年間で10万枚を発行しています。『わいず』は、元従業員が独立して暖簾分けの形で開業したFC1店舗を除き、他の直営9店舗はすべて約10年前の開業です。10万枚という会員証の数は、弊社を長く支えてくれた大切な財産でもあり、今後も経営戦略の柱にしたいと考えていました」と語る矢内氏にとって、顧客管理システムの変更は大きな経営の節目となるもので、慎重な判断を要したという。自ら展示会に足を運んで情報を集め、他の飲食店の会員サービスを実際に入会して確認するなどして、確かな実績のある『バリューカード』の採用を決断した。


お好み焼き・もんじゃ焼き専門店「わいず」
代表取締役・矢内氏

「わいず」の会員証にリライトカードを採用していた理由を、矢内氏は「導入コストが低かったことと、ポイント残高が一目で分かるなど使い勝手の良さは気にいっていました」と振り返る。しかし、「近年、さまざまなカードをお客様が持つようになり、紛失やお持ちいただくのを忘れる方や、そもそもカードを作るのを敬遠される方も増え、ここ5年ほどは徐々にカード利用が減っていました」と、顧客の姿が把握しづらくなったことに危機感を持ったという。そこで『betrend』と『バリューカード』の導入を機に、顧客実態をあらためて把握し、よりお客様にご満足いただけるようにサービスの充実を図った。2015年8月の会員証切り替え開始から約3か月後の取材であったが、大きな効果を矢内氏は実感していた。

継続的なコミュニケーションで、お客様との関係をより強固なものにする。

「誕生月のDMは毎月約6500通。これ以外に年2回、新メニューのお知らせのDMを会員様に送ってきました。DMは来店動機のきっかけになる訴求効果が高いツールです。しかし、自分の誕生月特典でも有効期限を失念することもありますし、長い間来店されていないとメニューのイメージも持ちにくい。そこを毎月のメール配信で随時『わいず』の最新メニューや情報を伝えることで、会員様に常に『わいず』を意識していただき、DMを受け取ったタイミングで“よし、行こう”という行動につながって欲しい。『betrend』によって、『わいず』と会員様の関係性が今まで以上に強固になることを期待しています」(矢内氏)

『バリューカード』導入を機に会員特典のハードルを下げ、
ポイントの利用率をアップ

しかし、従来は200ポイント(お支払い額2万円分)貯まらないと2000円分のお食事券に交換できなかったが、新サービスではお支払い100円毎に3ポイントが付き、1ポイント1円として次回から使うことができるようになった。『バリューカード』の使い勝手の良さを説明すると、従来会員の切り替えはもちろん、新規加入の手続きも面倒がられることも少なく順調に進んだ。

「切り替え開始以降、毎週1000件のペースで新会員証を発行しています。カード作成には、任意ですが住所をいただき、これを以前の会員情報と確認し、既存会員様へのDM発送住所の更新作業をおこなっていますが、住所変更されていたものが多くありました。こうした会員情報のクリーニング作業によって、DMの到達率が1~2%変わってくるので、今回のカード切替によって既存会員様の住所確認の機会を得たのも大きな成果です。」(矢内氏)

『betrend』導入によって、より強固となった顧客とのつながりは、『バリューカード』のポイント利用の使いやすさもあり、短期間での2回目、3回目のリピート客を生み、利用促進の効果をあげている。支払い時のカード提示は、30%台まで下がっていたが、切り替え後は40%を超えてさらに上昇中だ。

将来的な活用の相談にも応えてくれる相手として、ビートレンドを選んだ。

今回、矢内氏が『betrend』を採用した大きな理由は、「お客様目線」で見たときに喜ばれるサービスが提供できるかどうかだった。新サービスのポイントは、モバイルサイトのマイページで確認でき、会員証が手元になくても、カードをスマートフォンでバーコード表示させて使うこともできる。しかし、その使い方だけが利用者にとって「便利」なのではないと矢内氏は考えている。

マイページとアプリ会員証
マイページとモバイル会員証

「『わいず』のお客様は、中・高校生から高齢者の方まで幅広い。DMのはがきをしっかり読んでくれる方やメールの方が伝わりやすい方などさまざまです。また、今回のシステム導入は、将来的なスマートフォンの活用の広がりに先んじて対応しようという企業判断ですが、正直なところどう広がっていくのかは予想できません。DM、メール、モバイルサイト、そしてやはりリアルなカードといった物の中からお客様にとって一番便利なものをご活用いただける環境を整えておきたいと考えました。今までのサービスを理解した提案と、将来的な活用の相談にも応えてくれる相手としてビートレンドを選びました」(矢内氏)

矢内氏とビートレンドとの出会いは、運用開始の1年前にさかのぼる。「検討している間にも日進月歩でITは進化し、弊社の将来展望も変化し広がっていきます。その度に相談すると時間を空けずに提案で応えてくれる。だから決断の時だと思った時に、躊躇なくビートレンドへ依頼することができました」と矢内氏。現在、アジルカンパニーでは、高級和牛や旬の海鮮など人気の鉄板焼きメニューをメインにした新業態の新規出店も検討している。新たな1歩に必要な顧客情報の分析や、新業態を盛り上げるサービスの拡充にも、『betrend』をご活用いただけるそうだ。


株式会社アジルカンパニー

埼玉を中心にお好み焼き・もんじゃ焼き専門店「わいず」を10店舗展開。自分で鉄板で焼く楽しさを大切にし、利用客の喜びを作り出すことを従業員の喜びとすることを重視。店が美味しいと自信を持って提供できる食材を全国に求め、その高品質なメニューとサービスで地域に根強いファンを持つ。

URL : http://agilecompany.co.jp

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