2003年、お台場にオープンした大江戸温泉物語は温泉・買い物・イベントが楽しめるテーマパークだ。携帯サイトを充実させるとともに、空メールなどで携帯会員を募集。メルマガでイベント情報やクーポンなどを配信し、DMコスト削減と集客アップを実現した。

競争激化で広告やDMのコストが増大

2003年のオープン当初、旅行代理店を経由した団体客が中心だったが、現在は個人客中心へと移っている。そのため、個人に直接届くDMなどの比重が増し、コストも増大してしまう。様々な特典が受けられる無料の会員組織「町人クラブ」を募集しており、6万人の会員を擁しているが、フロントであわてて記入された手書きの住所やメールアドレスは読みにくく、転記ミスも多い。

空メールを使って携帯電話アドレスを収集

大江戸温泉物語ではBeMssを使い、空メールで携帯電話サイトへと誘導し、町人クラブの会員を増やすとともに携帯電話のメールアドレスを収集した。精度の高いメールアドレスに向け、週3回ほどメールマガジンを発行。「明日、明後日何をやっているのか」というように、さまざまなイベント情報を短いスパンで提供することができた。また、携帯を使って割引クーポンなども配信している。これらによって従来かかっていたDMのコストを大幅に削減できた。さらにDMでは不可能な「何時からのイベントでキャンセルあり」といったリアルタイム情報を館内にいる顧客に向けて送ることも可能となった。今後はアンケート調査なども組み合わせ、顧客の満足度をより正確に把握することを目標としている。

大江戸温泉物語

2003年3月1日改行。東京湾の地下1400mから湧き出る天然温泉を使ったリゾート施設。4種類の風呂、16の飲食店、エステ・マッサージ、マジックや演芸、矢場、吹き矢などのイベントが用意されている。携帯サイトは勝手サイトながら毎月13万ページビュー以上のアクセスがある。
ウェブサイト:www.ooedoonsen.jp

大江戸温泉物語携帯サイト

http://bemss.jp/
ooedoonsen/

会員登録で、館内店舗で使える携帯クーポンや、お得な情報がメールでいち早く届きます。入会は無料。携帯から下記のアドレスに空メールをお送りください。