フリーマガジン『元気読本』

他メディアとの連動で好評を博する携帯サイトの告知術とは?

“フリーマガジン”と“WEB”、そして“携帯”、この3種類のメディアを有機的に活用する企業が増えている。「株式会社オアシス」は、独自のルートで配布するフリーマガジンを中心に、メディアをクロスさせて健康を啓蒙する。

元気読本 MOBILE元気読本の携帯サイト
「 元気読本 MOBILE」

8種類あるフリーマガジンのなかでも、一般向け健康情報誌『元気読本』が創刊されたのが、2004年。配布場所は、何と病院の待合室である。人間が、もっとも元気に憧れる場所ではないか。

2006年には、同誌と連動する形で、携帯サイト「元気読本 MOBILE」を立ち上げた。モバイルの特性を活かしつつ、女性誌のようなアプローチの情報提供で好評を博している。

この携帯サイトが好評な理由の1つに、携帯サイトの存在を知らしめることに労を惜しまない姿勢が挙げられる。いくら充実した携帯サイトを作っても、それを告知しない限りアクセス数は伸びない。携帯サイトを生かすも殺すも、告知ルート次第。当たり前のようでいて実はこういった認識が薄いなか、同社が他メディアと連動として行う携帯サイトへの誘導術とは、どのようなものだろうか──?

1. ありとあらゆる場所にQRコードを入れて、道を増やす。
2. 自信をもって告知できる。その陰にあるのはBeMssの操作性。
3. 「健康情報といえば『元気読本』」と言われるサイトへ──

ありとあらゆる場所にQRコードを入れて、道を増やす。

手元でじっくり読みこむ紙媒体に対して、空き時間に気軽に眺める携帯。異なる特性を持った2つのメディアは、実は相性がいい。同社でもこの違いに力点を置いて、“ペーパー”と“モバイル”を運営している。

フリーペーパー『元気読本』 フリーマガジン『元気読本』に
 QRコードを掲載して携帯サイトに
 誘導する

雑誌が有名人インタビューと特集で構成されるのに対して、携帯サイトは健康チェックや占いなど、参加型コンテンツを充実させている。紙と携帯が連動するのはアンケート部分である。雑誌で健康アンケートを募集し、その応募方法にハガキやFAXの他に携帯という選択肢を入れる。紙面にQRコードを入れておけば、携帯サイトへひとっ飛びできる。

アンケートの応募に携帯サイトを利用する企業は多いが、QRコードさえあれば携帯サイトのアクセス数が増えるという意識は、どのくらい徹底しているのか? フリーマガジン『元気読本』では、アンケートページだけでなく、目次や表紙など、複数ページでQRコードを見かける。読者の目に留まりさえすれば、簡単にアクセスできるような導線が仕組まれているのだ。

読み手の導線も、メディアによって変わる。WEBサイトへは検索エンジンから、携帯サイトへは紙媒体から入ってくることが多いというデータもある。紙媒体と連動する場合は、そこに可能な限りQRコードを入れておく。当たり前のようだが、携帯へたどりつく道を増やせば増やすほど、アクセスは上がるのだ。

自信をもって告知できる。その陰にあるのはBeMssの操作性。

雑誌広告と比較した場合、携帯のメリットは経費と情報量だ。

元気読本 WEBサイト WEBサイトでは1ページを割いて
 携帯サイトを紹介している
 http://www.genki-book.jp/mobile/

携帯へ誘導する道は、WEBサイトにもある。同社のWEBサイトでは、1ページを割いて携帯サイトを紹介しているのだ。そこではQRコードはもちろんのこと、実際に、携帯サイトの一部を公開し、携帯サイトを見てみようという気にさせる趣向が詰まっている。

同社がこれだけ自信をもって携帯サイトを告知できるのは、携帯サイトが充実しているからに他ならない。その陰には、立ち上げ当初からフル稼働している「BeMss(ビームス)」の操作性も関係している。

BeMssには、プレビューモードがある。色や文字の大きさを変更しながら、同時に仕上がりイメージが確認できるサービスだ。コンテンツが豊富であればあるほど気を使うレイアウトが、簡単に調整できるのだ。また、携帯サイトの事例が豊富に用意されていることも大きい。「元気読本 MOBILE」は、BeMssの事例を参考に、そこにオリジナリティを加味して作られたという。

「健康情報といえば『元気読本』」と言われるサイトへ──

「元気読本 MOBILE」の中心となる層は30代女性。占いや健康チェックなど、さくさく楽しめるコンテンツが人気である。健康情報を女性誌のようなアプローチで見せることに成功したこのサイトは、今後、健康の口コミ情報が集まるコミュニティや、健康用語辞典などのコンテンツを増やして、ますます進化を遂げる。

携帯でも検索エンジンが使えるようになった今、健康について何か知りたいときに、まず「元気読本 MOBILE」を思い出す。ゆくゆくは、そんなサイトに成長していきたいと考える。サイトの告知を徹底し、ターゲットが興味のある情報を豊富に盛り込めば、「携帯は若者だけのツール」という固定概念を打ち破ることは難しくない。携帯サイトでも、ターゲットに合わせた独自のプロモーションが可能であることの一例であるといえよう。

成功のポイント

  1. フリーマガジン、WEB、携帯の3つのメディアをクロスして、
    有機的に“元気”を発信&“健康”を啓蒙──
  2. 読み手の導線をメディアによって変え、相互循環を図る。
    紙媒体の誌面には、携帯サイトへ誘導する「QRコード」を。
  3. 読者を飽きさせないコンテンツ充実の携帯サイトは、
    BeMssを使って、目にも楽しいデザインを実現。

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株式会社 オアシス

「健康をデザインし、提案します。」を経営理念として。無料配布の健康情報誌「元気読本」 「ポジココ」 「MEDICAL LEPIOS」 「Luminurse」「Opt life」 「4health」 「健康読本」「からだ Self Defense」 を毎月発行。健康サービスポータルサイト「元気読本」も運営している。
Webサイト:http://www.genki-book.jp/

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