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クーポンを中心に携帯プロモーションを開拓する。

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株式会社ジーンズメイト

19万人の会員を魅了する最新クーポン事情

割引やサービスなど、それを提示することでユーザが特典を得るプロモーション商材のなかでも、切り札と言われているのが携帯クーポン。なにより、その手軽さが、いい。いち早く携帯クーポンに注目したジーンズメイトは、それで売上を10倍に伸ばした。常に携帯プロモーションの先頭を走り続け、19万人のメルマガ会員を魅了する同社の最新クーポン事情とは?


携帯クーポンのパイオニアによる、次の一手

shop.jpg店舗によって小売価格が大きく異なるアメリカでは、80%のユーザがクーポンを使って買い物をする。そんなクーポン先進国では、ターゲットをセグメントしてクーポンを発行する傾向にある。もう、マス媒体を使って、誰彼かまわずクーポンをばらまく時代は終わったのだ。

国内でのクーポンは90年代後半からWEBを中心に広まってきたが、携帯クーポンの先駆けといえるのが、ジーンズメイトの携帯サイト「ClubモバJ」である。このサイトでは2001年から携帯クーポンを発行している。

携帯クーポンは、チラシのように紙を切り離したり、WEBのように印刷したりする手間がかからず、クーポン(特典)が欲しいと思ったその時、その場で、手に入るのが魅力だ。

この特性を生かした「ClubモバJ」クーポンによって、同社の売上は10倍にまで増えた。

驚異的な結果を叩き出した携帯サイトクーポンのパイオニアも、いまやクーポン先進国と同じように、セグメントしたターゲットに向けてクーポンを発行している。同社では、「ClubモバJ」会員登録情報(利用店舗、性別、郵便番号、生年月、結婚の有無、興味あること)に基づいて、ターゲット別、地域別のクーポンを送る。煩雑になりがちなセグメント作業も、betrendのデータベースを活用して効率アップを図っている。そのセグメント方法にも工夫がある。とくに、全国に100店舗以上あるリアルショップに合わせた地域別クーポンがユニークだ。


ワンアイデアで、「もらってうれしい」クーポンに変身

interview_coupon.jpg

(上)商品部通販課 奈良井みなこ氏
(下左)リーバイス商品のクーポン
(下右)通常のクーポン

地域別クーポンとは、各店舗周辺で行われる祭事やローカルイベントに合わせた割引特典で、季節に合わせて「夏祭りクーポン」や「酉の市クーポン」を発行する。たとえば「酉の市クーポン」では、寒い時期に来店する顧客のためにダウンジャケットをセール対象品にする。

このような地域密着プロモーションを行うには、店舗とのスムーズな連携がモノを言う。「ClubモバJ」サイト運営スタッフのなかでも、クーポンやメルマガを作成する商品部・通販課の奈良井みなこ氏は、本社営業部と各店舗の間に立ち、両者と緊密に連絡をとりながらターゲットに届くクーポン作りに力を注ぐ。

なかでも、彼女のアイデアが生きたのは、リーバイス商品に特典をつけたクーポンだ。「リーバイスのコーポレートカラーをセールストークにできないかな、と思いまして」というクーポンは、赤一色の斬新なデザイン。通常のクーポンは、ジーンズメイトのコーポレートカラーであるイエロー×ブルーの2色の組み合わせなので、赤一色のクーポンは、目を引く。同時に、リーバイスという訴求力のあるブランドイメージも一瞬で伝える。

大手企業でさえクーポン=特売と捉え、目立つ「だけ」のクーポンも少なくないなか、「もらってうれしいクーポン」を提供している。また「デザインでセールストークする」というアイデアには、クーポンに対する洞察がにじむ。

クーポンに限らず、プロモーションとはアイデアの集積なのだ。


成功の秘密は、betrendの最新機能と人間力

crosstouch.jpg

クロスタッチに携帯をかざすと会員登録を経由して割引クーポンがもらえる。

アイデアといえば、店舗の導線も、クーポンを手に入れやすくするアイデアが満ちている。

クーポンは、携帯サイトで会員登録した人だけが得られる特典だ。だからこそ、気軽に会員登録してもらうために、ワンタッチで「ClubモバJ」サイトへ飛ぶbetrendのクロスタッチを導入しているのだ。

このクロスタッチの設置場所に、同社のアイデアが光る。

クロスタッチをフィッティングルーム付近に設置しているのだ。実際にジーンズを試着し、購入を迷うユーザに向かって「このクーポンで○%オフになりますよ」と、店員が声をかける。そして、目の前にはクロスタッチが待ち構える。店員の声掛けとbetrendのクロスタッチが購入を後押しするという、この導線は心憎い。

最後になったが、「ClubモバJ」の先進性は、そのトップ画像を見れば一目でわかる。betrendのフルFlashを使ったトップ画像は、いわゆるスクロールするタイプとはあきらかに違う。軽い、見やすい、という機能もさることながら、単純に「きれい!」だ。

前出の奈良井氏は、通常は本社勤務だが、月に1度は店舗に出てお客様と顔を合わせるという。とかく取り沙汰される本社と現場の温度差も、担当者が現場の空気をつかむ努力することで解消される。斬新なプロモーション・アイデアも、このような現場での皮膚感覚がもとになっているのだろう。

思わず感嘆の声を上げたくなるアイデアや先進技術の裏にあるものは、地道な人間力だ。

成功のポイント

  1. クーポンは、セグメントして送る時代に。
  2. プロモーションとは、アイデアの集積だ。
  3. クロスタッチは設置場所、ユーザの導線にも配慮する。

株式会社ジーンズメイト

株式会社ジーンズメイト
  • 1960年岡山県で設立された西脇被服本店を出発点に、いまや首都圏を中心に全国115店舗を抱えるカジュアルウエアの小売チェーン。ティーンズウエアをメインとしながらも、10〜50代のユーザを対象とした日経MJの調査では、「ボトムスを購入する店」として全世代から支持されており、創業50年を目前に控え「ジーンズを買うならジーンズメイト」というイメージが定着した。店舗と連動し、最先端の携帯プロモーションを行う企業としても有名で、アパレル業界のみなならずIT業界からも注目を集めている。

    ウェブサイト
    http://www.jeansmate.co.jp/
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