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40万人が熱中、メールマガジンはユーザ参加型へ。

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株式会社大丸松坂屋百貨店

株式会社大丸松坂屋百貨店

「百貨店が変わった」、様々な媒体でここ数年よく見かける記事だ。流行のアパレルブランドの出店による顧客層の拡大、コンシェルジュサービスによるきめ細やかな対応など、あらゆる面で攻め続けている百貨店業界。そんな変化し続ける百貨店業界においても、モバイルを活用したプロモーションが実施されている。なかでも大丸松坂屋百貨店はモバイルマーケティングに積極的な百貨店として有名だ。では、実際にどのような施策を実施しているのだろうか。

 


 

会員種別によって異なるメールマガジンを配信。来店タイミングに合わせたメールも。

実際のメールマガジン大丸松坂屋百貨店では、「カード会員向け(大丸Dカード・マツザカヤMカードなど)」「一般ユーザ向け」「若い女性向け」の3種類のメール会員を募集し、会員種別によって異なるメールマガジンを配信している。更にカード会員に対しては来店時に店内設置されている「ご来店ポイント登録機」にカードを挿入すると、そのタイミングで携帯にメールが届く。このメールは年齢や性別など、会員の属性に応じて細かく内容を出し分けることができ、一斉に配信されるメールマガジンとは違った細やかな心配りを感じることができる。

メール会員に毎週届けられるメールマガジンは、画像や文字の装飾をふんだんに取り入れたHTMLメールだ。まるでモバイルサイトの1ページがそのまま届けられたような構成となっており、各店のキャンペーンやおすすめ商品などの情報がわかりやすくまとめられている。モバイルサイトへのリンクも各所に配置されており、サイトでは占いコンテンツも楽しむことができる。



 

ユーザ参加型のイベントがメール会員の心を掴む。

クリスマスケーキ人気投票結果一般的なメールマガジンであれば、"毎週お得な情報をお知らせ"までで終わってしまうケースも少なくない。もちろん、自ら登録したメールマガジンに求めるものは"情報提供"であるのは確かであり、それを満たす存在としては申し分ないものだ。しかし、より継続的かつ楽しくメールマガジンを購読してもらうには、"情報提供だけ"では足りないのだ。大丸松坂屋百貨店のメールマガジンには"情報提供だけ"にならない為の工夫があるという。それはどのようなものなのだろうか。

大丸松坂屋百貨店ではメールマガジンを通じて、ユーザ参加型の企画をいくつか実施している。なかでもメール会員が4桁の好きな数字を応募し、毎週10万円を当選者で山分けするという「ラキナン4」は、毎回メール会員の3割が参加するという人気企画だ。当選者が出ない場合には、キャリーオーバーが発生する仕組みとなっているのも人気のポイントとなっている。

その他には、メール会員へ投票を呼びかける投票企画も人気を集めている。ホワイトデーには、各店ごとにオススメのホワイトデースイーツを1つずつ掲出し、会員がその中から気になるスイーツを選び投票した。これはメール会員に人気のスイーツを調査できるだけでなく、各商品の説明や投票結果をモバイルサイト掲出することで、商品の宣伝からサイトコンテンツの調達までを同時に行うことができる上手な企画だといえる。

ユーザ参加型のイベントは、参加したそのときだけでなく、結果発表が気になってまたチェックをすることになる。この参加・チェックの繰り返しを続けていくことが、メールマガジンの購読率を高め、顧客との結びつきの強化につながっている。更に、これらの企画は全てbetrendの標準機能だけで運営されているという点にも注目したい。つまりbetrend利用ユーザであれば、大掛かりな開発をしなくても様々な企画が実現できるということなのだ。

 


 

"分担"と"集約"が生み出す団結力。

さくらパンダストラッププレゼント企画大丸松坂屋百貨店のメールマガジンには、ユーザ参加型のイベントの他にも、さくらパンダグッズのプレゼントやメール会員限定の特典など、様々な企画が続々と登場する。これだけ多くの企画を考え、更にモバイルサイトの運営までを行うのはそう簡単ではないことは容易に推測できる。それではどのようにして、これらは運営されているのだろうか。

ここでポイントとなるのは、"分担"と"集約"の2点だ。これだけ多くの店舗を展開していれば、キャンペーン情報などが店舗ごとに異なってくるものだ。大丸松坂屋百貨店ではそれらの情報を的確に伝える為、店舗ごとにモバイルサイトを開設している。このモバイルサイトの運営は、betrendを活用して各店舗の担当者が行っているのだ。メールマガジンだけでは伝えきれない情報を補完する役目として、モバイルサイトは無視することのできない存在だ。この重要なモバイルサイトの運営を各店舗に"分担"することで、負荷分散になるだけでなく、各店舗に"当事者意識"が生まれるのだ。この"当事者意識"は、とても重要だ。

各店舗が"当事者意識"を持って育てたモバイルサイトの情報を、"集約"してメールマガジンへと仕立てるのは本部の仕事だ。本部では前述の企画の立案や、前回配信したメールマガジンに対する反応の解析など、メールマガジンに関わる多くの作業を行っている。クリック数などの詳細な解析データを考慮し、メールマガジン内での記事の配置や順番を調整し、効果を最大限まで高めていく作業は職人技の領域だ。

店舗で育て上げたモバイルサイトと、本部で育て上げたメールマガジンが相乗効果を生み出し、大きな結果をもたらす。このチームワークが団結力を生み出し、次の企画へとつながっていくのだ。

時代の流れとともに、情報の提供方法は変わっていく。的確に情報を提供できなければ、人は離れていってしまうだろう。数百年の歴史を持つ百貨店が今も必要とされているのは、常に変化し続けてきた結果だと言える。大丸松坂屋百貨店では、今後数間年で、数百万人規模までメール会員を拡大していく計画となっているという。

成功のポイント

  1. メールマガジンはHTMLメールで。モバイルサイトの1ページをそのままお届けするようなわかりやすさを実現。
  2. ユーザ参加型のイベント開催で”情報提供だけ”のメールマガジンから脱却。
  3. 店舗ごとにモバイルサイトを開設し、情報を的確にお客様へ案内。”分担”と”集約”で全体を効率的に運用。

株式会社大丸松坂屋百貨店

株式会社大丸松坂屋百貨店
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